ハロプロ楽曲大賞1997-2006

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ハロプロ楽曲大賞1997-2006

■楽曲部門■

10年間で実に1295曲ですよ。そのうち9割以上がつんく♂の手になるものなわけで、本当にあのオッサンはすごい。まだ21世紀になったばっかりですけど、今世紀のポップ音楽界最大の巨人として、100年経って地球が変わっても名前と曲は残っていると思う。

1位:3pts
恋愛レボリューション21
女性アイドルに全く興味の無かった僕の耳にも飛び込んできて、心を揺らした曲。ブラウン管の中で最も輝いていた一時代とか、ヌメリナイト、レイブ窮など個人的な体験も思い出させる、追憶の歌。

2位:2.5pts
ミニモニ。じゃんけんぴょん!』
7年前、「テキストサイト大忘年会(1)」で、原宿くんが持ってきたこの曲のVHSが全ての始まりだった。

3位:2pts
『I & YOU & I & YOU & I』
は・ず・だ・よ! 神曲。説明不要。

4位:1.5pts
『I WISH』
曲自体のそれもさることながら、この曲が使われた数々のシーン(個人的体験含む)がこの曲を名曲たらしめた。純粋に「曲の性能」だけで点を入れないのは不純か? いや、思いが乗せられることこそ、大衆歌の大衆歌たるゆえんだろう。歌は世につれ、世は歌につれ。「詩が理想の世界観」というのも十分な思い入れだ。

5位:1pts
『情熱行き未来船』
全っ然売れなかったココナッツ娘の最新シングルにしてラストシングル。いい曲なんですよ。PVが紙のように薄っぺらくて非道い。


■PV部門■

1位:3pts
恋愛レボリューション21
まさかの1・2フィニッシュ。キラキラしてスペーシーで格好良かったのです。

2位:2pts
『ザ☆ピ〜ス!』
まさに黄金のPV。ミラクルピース。曲調、詩世界、メンバーの熱量、いずれも圧倒的に高レベルだった。

3位:1pts
ロボキッス
おそらく、当時にしろ往時にしろ、辻加護の二人を使ってこれ以上完成度の高い曲世界を作ることはできないだろう。設定、小道具、曲のリアリティ、ポップさ、パフォーマンス、全てが奇跡的に揃った。
唯一つの悲劇は、売り上げが伴わなかったこと。この出来にしてあの売り上げに、つんく♂が初めての絶望を感じたであろうことは想像に難くない。


■アルバム部門■

1位:3pts
『ベスト! モーニング娘。1』
僕が生まれて初めて買った女性歌手のCDアルバム。センスのないジャケ写に失笑しながらも、ダビングしたMDが擦り切れるまで聞いた。

2位:2pts
ミニモニ。ソング大百科1巻』
おもちゃ箱をひっくり返したかのように、いろんなジャンル、いろんな演出がごった煮になっている、ミニモニ。らしい、いや、つんく♂らしい楽しい一枚。

3位:1pts
『ファーストKISS』
松浦亜弥の生涯最高傑作。アイドルはこのあややの前になく、このあややの後にない。


■推しメン部門■

辻希美さん。
ご結婚おめでとうございます。『えだは』に紹介されてた、「毎朝、ネギが伸びてるのを見て二人で大笑いしている」というエピソードは本当にすばらしくハッピー。

少林寺2

少林寺2、と銘打ってはいるが、『少林寺』の続編ではなく、全く関係ない映画。リー・リンチェイが主演なので、日本の配給会社が意図的につけた嘘タイトルのようである。原題は『少林小子』。ちびっこ達がカンフーでびゅんびゅん戦う牧歌的な映画だった。バトルシーンも何だか冗長で眠くなるんだけど、悪役で出てくる藤井隆がとにかく激似なので笑える。結婚おめでとうございます。

ゴルゴ13 九竜の首

藤井隆…?

千葉真一主演。香港を舞台に活躍するゴルゴのお話。実写では他に高倉健が主演のこれまた渋いゴルゴがあったが、こちらは千葉真一主演だけに格闘が多め。「ゴルゴは空手の達人だ」とか言われていた。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・チャイナ  天地黎明

ワンチャイ一作目。久しぶりに見たけど、やはりアクションには見ごたえがある。歴史を取り込んだ重厚な設定、とはいうものの、やはりドラマ部分はかったるいんだけど、カンフーシーンはすごい。とくに最後の“梯子の戦い”は、『燃えよドラゴン』の“鏡の間の戦い”と並ぶ、カンフー映画史上に残る名バトル。

たそがれ清兵衛

山田洋次監督。真田広之主演。ひょんなことから剣の腕が立つことを世に知られてしまったヒラ武士に、上意討ちの藩命が下されるという筋書き。表題は、いつも終業時間ぴったり、たそがれどきにまっすぐ家に帰ることから付けられた、主人公のありがたくないあだ名である。今で言うと、5時ちょうどに帰宅する経理のサラリーマンといったところ。だが、同時に幕末という、武士の時代のたそがれをも意味していたのだなあと思った。物語の舞台は、明治維新のわずか3年前の話。伊右衛門で見られる、真田広之宮沢りえの時代劇カップルがここで誕生していたことを知った。この映画の製作は博報堂なので、多分CMもその流れなのだろう。登場人物の服装や剣術などの細かい交渉も気が利いてて楽しかった。