3日目 (5月13日)


id:kokorosha

まったく好みが違う人間に関して何か言っても不毛だし、お互いにとって不幸なので何も言うことはしません。
批評的言語との折り合いについて」という形で絞っていったら、話が拡散しなくていいかなと思っているので
http://d.hatena.ne.jp/kokorosha/20040513#p1

id:churos

わたしは、こういう「何か」、が好きなところ、全然突き詰めていない(言語化を怠っている、「だいすき〜」と言えば何かを言った気になっている)ところ、がけっこうあるのかもしれない
「批評的な言葉遣いのテキスト」が「好き」なら、批評的な言葉遣いのないテキストをどう受容するか、「凡庸センサー」に敏感になったとき、凡庸なものをどう受け取るか、凡庸なものは自分の中でどう受け取られているか、を考えると、この場合、金井美恵子さんのテキストの批評性と、モーニング娘。の批評性、金井美恵子さんの凡庸さ(非凡さ)と、モーニング娘。の凡庸さ(非凡さ)を考えることになるのだと、一応、思われます。
http://d.hatena.ne.jp/churos/20040513#1084437664

id:crossage

・おのおのの差異を無視してあるひとつのイメージで一括りにしてしまう手つきとか、結局、それはスタイルやイメージででしか対象を判断していないのでは
ココロ社さんの抱く「金井美恵子」なり「蓮実重彦」なり「モーニング娘」なりのイメージに則したかたちでしか、「なぜ共存できるか」についての話を進められないように、あらかじめレールが敷かれてしまっている。
http://d.hatena.ne.jp/crossage/20040513#1084406414

twisted

・(ココロ社さんの)否定性を巧妙に隠蔽しつつそうした意気沮喪を引き起こしそれが「批評的」だとする無意識の態度が「差別的」だと感じたのです。
金井美恵子が分からなかったとしたら、「金井美恵子の良さが分からない」とは恥ずかしくて決して口にできないですよね? ならばなぜ「モーニング娘。の良さが分からない」と口にできてしまうのか
http://d.hatena.ne.jp/kokorosha/comment?date=20040512#c

id:manga

なんかみんなでココロ社さんが駄目、みたいになってるのは気になるなあ。過剰に反応してるのはむしろ、少しでもモーニング娘に否定的な(否定的でもなんでもないと思うけど)意見が出るのが嫌な、周りにいる頭のおかしい人たちだと思うけど。
http://d.hatena.ne.jp/manga/20040513#p1

id:farrah

どちらかと言えば意味の付与の話題の方に反応しました。反応したのは、モーニング娘。(ひいては、自分の好きな「何か」)が好き、というのは「意味を過剰付与している」のか、ということの周辺事情に対して考えてみたかったからです。
モーニング娘。言語化」ひいては「言語化」というのにはこれまた興味があります。
http://d.hatena.ne.jp/farrah/20040513#p1

id:screammachine

ぼくが「批評性とモーオタが共存することの不思議」について書かなかったのは、ぼくにとって、批評性とモーオタが共存することが、不思議でもなんでもないからです。
ぼくがモーニング娘。の曲を良いと思うのは、蓮實風に言うところの「運動の美しさ」によってであって、その歌詞から意味を抽出する行為にはまったく興味を感じません。
モーニング娘。の批評性は、アイドルというものが持ちえる瞬間の美を継続して生み出す構造にあると思います。
http://d.hatena.ne.jp/screammachine/20040512#p6

id:churos

モーニング娘。は素晴らしい」ことが<証明(?)>、あるいは感受、伝達、されたら、それでこの問題は解消されるのでしょうか?
わたしに必要なのは、あくまでココロ社さんの疑問の方向(あるいは、わたしの疑問の方向)からココロ社さんの疑問を解明する(批判することも含み得る)こと
http://d.hatena.ne.jp/churos/20040513#1084503969

id:hatsukoi

「○○が好きである」ということの理由をその○○という対象に求めるからこそ、話が拗れるのであって、好きであることの理由を対象にではなく自己の中に発見すれば、物事は途端に単純になる。
意見の対立が産み出すものは、際限なき快楽である。何も意見を交換し、相手を懐柔しようなどという目的のもとに行われるものではない。

id:hentai

『××は批評性を持った作品だ』ということ言うのは、それ自体が批評なんじゃないか、と思っており、イメージ・感想のたぐいではないのでは
批評って何? 好きってなんやろ……(チョコよりあまいってほんとなの?)
http://d.hatena.ne.jp/hentai/20040513#p3

id:jouno

たとえば、そういう何かを石原慎太郎長渕剛オー・ヘンリーや「課長・島耕作」や柴門ふみなんかにはぼくはたしかに感じる。それはゆるい言い方をすれば通俗性やうっとうしい世間というものへの表現のレベルでの加担みたいなものだ。
その何かが、どういうものか、説明できるのはココロ社さんのほうだし、「わかりにくさ」はココロ社さんのほうにあるとおもう。
http://d.hatena.ne.jp/jouno/20040513#1084388716